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皆様、こんにちは。兵庫教育大学附属図書館長の須田康之と申します。      
本学附属図書館は、1978年10月、大学の開学と同時に開館しました。      
令和5年5月1日現在、362,964冊の蔵書を有しています。      
図書館は、学術情報の集積基地であると同時に、人々が集える場でもあります。      
本学の附属図書館は、学生、教職員はもちろん、市民の皆様にもご利用いただけます。      
附属図書館には4つのCという行動指針があります。      
Collect:教育実践学に資する資料を収集する。      
Connect:人と本、人と情報をつなぐ。      
Contribute:教育実践学の研究の発展に貢献する。      
Challenge:多様な学びの場を生み出す。      
コロナ禍を契機に、ますます、デジタル・ライブラリーとしての図書館が求められるようになって参りました。      
現在、附属図書館では、物理的な場に仮想空間を融合させる、図書館のデジタル化を進めているところです。皆様の教育研究活動に資するため、電子書籍はもちろん、電子ジャーナルを配備しているところです。ぜひ、ご利用ください。      
図書館の右手には、教材文化資料館があります。      
令和6年度前期は、「エモい展―心ゆさぶる教科書・教具たち―」と題し、明治期からの教科書のなかから、心を揺さぶられる教科書の記述に着目し、手に取ってみることができる展示を行っています。      
また、教材文化資料館では、所蔵する資料のデジタルアーカイブ・プロジェクトに着手しました。現在、教育学者、長岡文雄氏にかかわる文献を中心に、資料の整理をおこなっているところです。本プロジェクトにご賛同いただける方には、ご寄附の支援をいただけると有り難く存じます。 皆様の来館をお待ちしております。   

附属図書館長 須田康之 (2024.4.3)